もともと Ubuntu 20.04 で構築してたサーバーを、適当にアプデしてあれこれしたら壊れてしまったので、何度目かわからない構築作業やってみた。

特に詰まりそうなところか、覚え書き書いておく。

物理サーバー

2016年ごろに構築したMini-ITXサイズのPC。CPUオンボードなマザボつかった省電力なやつ。

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PT3組み込み済み。PT3は購入してもう8年くらい?だが何の問題なく使えている。我が家にはBSがないので地上波のみつなげる。

rock02

わかる範囲でのパーツ↓

Ubuntu Server 22.04

Ubuntu Server 22.04のisoをDL

Get Ubuntu Server | Download | Ubuntu

Bootable USBメモリを作成する。いろいろツールはあるが、今回はこれ使った

Universal USB Installer - Boot from USB | Pen Drive Linux

起動。 このとき、インストール先でないHDDや不要なUSBデバイス、LANケーブルなど抜いておくといろいろ事故らなくて済む。

ubuntu22_01

この画面がでたら設定開始。

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ディスクまるごと潰すので、ほぼデフォルトのままインストール。

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Ubuntu20.04のころからあったけど、GitHubの公開鍵そのまま同期できるのが超便利。

ubuntu22_04

デフォルトで必要なやつ入れられる。使いそうなものにチェック。

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LANケーブル繋いでおけば、そのままセキュリティアップデートも実施できる。

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DONE

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移行はsshで作業する。

PT3ドライバの準備

と書いたが、Linuxにデフォルトであるので不要だった。

https://github.com/torvalds/linux/blob/master/drivers/media/pci/pt3/pt3.c

このドライバは俗にいうDVB版というもので、地上デジタル・ビデオ放送に使われている国際規格に準じているらしい。

その他に、chardev版(mtsudo/pt3)というものがあって、こちらを扱う記事も多くあるが、今回はスルーでよかった。

Mirakurun, EPGStation

TVチューナーサーバーのMirakurun、録画予約管理ソフトEPGStationを用意する。

Mirakurunは録画中・視聴中のチャンネルをいい感じに同期、管理してくれて超便利。設定などもわかりやすい。

Chinachu/Mirakurun: A Modern DVR Tuner Server for Japanese TV.

EPGStationはスマホにも対応したモダンなUIで使いやすい。

l3tnun/EPGStation: Mirakurun を使用した録画管理ソフト

これらをひとまとめにしたdocker compose設定がこれ。

l3tnun/docker-mirakurun-epgstation: Mirakurun + EPGStation on Docker

結局、これをcloneしてdocker compose up -dしてあげたら普通に起動できた。

Docker普及してなかったころはここからいろいろ躓いてた記憶だが、非常に便利になったものだ。。

EPGStationのポートがデフォルトで 8888 だったが、Mirakurunのポート(40772)の近くにしたかったので、40773に設定変えた。

mirakurun

epgstation

Samba

録画ファイルをWindowsから見れるよう、ファイルサーバをSambaで設定。

だいたいこの通り。

Install and Configure Samba | Ubuntu

TVTest

リアルタイムでWindowsからテレビ見るためにTVTestを設定。

詳細な手順は忘れたが、ずっと前に設定したTVTest + BonDriver_Mirakurunの設定を引継いで使っている。今回も問題なく動いた。

Chinachu/BonDriver_Mirakurun

BonDriver_Mirakurun.iniのSERVER_HOSTをサーバーのIPの設定だけ変更でOK。

tvtest

まとめ

無事構築しなおしできた。2年くらい前に入れ直したときとあまり変わってない気がする。

Prime, Netflixが普及した今、あまり録画しまくったりすることなくなったけど。たまにリアタイで見たい・配信より先に見たいってときに便利。